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「特産品de郷土料理」は、群馬県食生活改善推進員連絡協議会(群馬県保健予防課内)
が平成13年に発刊した冊子「私たちの郷土料理」をWeb版に編成して公開しております。
群馬県の特産品を使った群馬の郷土料理を、昔ながらの素朴なものから、
現代風にアレンジしたものまで、市町村別に紹介しています。
きっと、皆様のご家庭でおなじみの料理もあるのではないでしょうか。
また、お好みに合わせてもう一工夫加えて「我が家流料理」を作り出してください。
  
そばまんじゅうの椀もり(伊勢崎市)
そば粉が入っているため、生地が固いと蒸し上がった時にひび割れてしまうことがあります。 必ず耳たぶくらい柔らかくこねましょう。上品な椀物です。
すみつかれ(板倉町)
2月の最初の午後の日は稲荷さまの縁日。この日は、節分の豆と油揚げ、大根、人参、塩びきの頭をしょうゆでゆっくりと煮る。 二度目につくる時は、最初のものを少し残して加える。初午の日から少し暖かくなるまで、日常食としてもたびたび作る。
白菜たっぷり 水ぎょうざ(吾妻町)
何年も前から、冬になるとスタミナ食として、ほとんど主食のように食していたお宅がある。 酪農家のその家では、仕事の合間に皮の生地をこねてねかせ、種も作っておいて味をなじませたり、ニラを入れず肉の量を増やしたりしたそうです。
ジリ焼きのえごま和え(南牧村)
焼くときの油のはねる音からジリ焼きと名付けられたようです。 田んぼがない村では、畑で栽培しやすいえごまを使ったジリ焼きが、疲労回復のおやつとして、又食糧難時代には主食としてよく作られていました。 リノレイン酸を含むえごまの効果を生活の知恵として理解していたのでしょうか。
じゃが丸揚げ(大泉町)
カルシウムを多く含むおやつです。お父さんのお酒のおつまみにも最適です。
じゃがいもの甘みそころがし(嬬恋村)
新じゃがの時は皮つきでも大丈夫ですが、芋が古くなったら皮をむいたほうが良いでしょう。
〆豆腐(白沢村)
昔、お正月、お節句は必ず使われていましたが、今では珍しい料理とされています。 味付け等を工夫して、今では私のオリジナル料理となりました。 しょうゆが多いと色が黒くなるので、塩で調節しましょう。 お豆腐屋さんに2丁つながった大きさに切ってもらうよう頼んでおくと良いでしょう。
椎茸味噌のふろふき大根(箕郷町)
郷土の椎茸と梅干しを味噌に加えました。とってもなめらかで大根によく合います。梅干は食卓に常備したい伝統の味です。梅干し、椎茸は町の特産品です。
しいたけの肉詰め(新里村)
新里村の特産物のしいたけを使いました。鶏ささみの挽肉を使うので、さっぱりしています。
山菜おこわ(富士見村)
具を煮る時はアクを丁寧に取りましょう。味付けは少し濃いめにし、煮汁を蒸し米に絡める時に湯で薄めるなどして調節すると良いでしょう。
山菜おこわ(倉渕村)
春には山菜が芽を出します。それを塩漬けにしておいて、食べたくなった時に塩出しして使う家庭もあります。仏様用には赤い人参は入れないで作ります。
山菜入り舞たけおこわ(小野上村)
もち米で作る「おこわ」は、昔からごちそうでした。地元でとれるきのこや野菜などで作った具は、炊いたもち米に後から混ぜます。
里芋の田楽(勢多郡東村)
ゆずの代わりに、ごまやくるみのすったものを入れてもよいでしょう。
こんにゃく畑の恋人たち(昭和村)
村の特産品のこんにゃくとりんご、豚肉の相性の良さを生かしたフライです。こんにゃくは、おでんの残りでも結構です。 りんごと豚肉の甘い関係は、まるで「こんにゃく畑の恋人」のようです。
こんにゃくのきんぴら(鬼石町)
辛油を使わずにしょうゆだけで炒め煮をし、器に盛って根生姜をすって上にのせ、混ぜながら食べても良いでしょう。 こっくりとした味付けです。他のおかずとの組み合わせで量を加減しましょう。
こんにゃくと野菜の白和え(万場町)
昔から農家で作っている料理ですが、現代はあまり料理しないので、ぜひ21世紀に伝えたいと思います。
こんにゃくと豚肉のみそ煮込み(前橋市)
長ねぎ、ピーマンは色合いとシャキシャキ感をだすため、油でさっと炒め取り出し、最後に加えるのがコツです。
けんちん風煮ぼうと(新田町)
からっ風の吹く寒い冬に体を温め、体力をつける為に、地元産の小麦粉や野菜を豊富に使用したけんちん風煮ぼうとが、古き時代から地元の料理として伝えられています。
けんちん汁(笠懸村)
野菜が豊富で栄養バランスが良く、野菜のうまみで味がよく、味噌も少なくてすむので減塩となります。
黒まめのムース(川場村)
ムースにかけるソースは、四季通して取れる旬の果物を使って作れば、季節感のある楽しい手作りおやつになると思います。
グラタン風うどん(桐生市)
具たくさんのうどん汁を作り、必要に応じてゆでうどんと合わせて作ると簡単にできます。しょうゆとチーズは相性が良く、和風うどんではボリューム不足という人におすすめです。
きんぴらおこわ(境町)
堺町は、ごぼうの産地です。新鮮なごぼうは、柔らかく独特の良い香りがします。きんぴらは、お好みの味付けでどうぞ。
切り干し大根のカラフルサラダ(渋川市)
切り干し大根を使った洋風のサラダです。切り干し大根はだし汁で下茹でし、先に調味料に漬けて味をなじませておくので、サラダにしても美味しくいただけます。
きびおこわ(甘楽町)
地元の農家の方々を中心とする「雑穀の会」では、きびを栽培しています。物産センターでは、きびの他にキジの肉を加えた「桃太郎ごはん」が好評です。
きのこ入りのり巻きずし(吉井町)
しいたけは油で炒めてから調味するとコクがでます。きのこの種類によって和風、洋風の味が楽しめます。
きのこ入りけんちん汁(月夜野町)
人が大勢集まる時や、年中行事の際にも時々作られるようです。家々により材料や作り方が少々違うかも知れませんが、季節の野菜をバランス良く食べるのに良い郷土料理だと思います。 これは、シーチキン缶を使うので、特にコクがでます。
かて飯(粕川村)
まぜめし、ごもくとも言います。野菜、油あげ、きのこなどをしょうゆで味付けしたものを、残りご飯に混ぜて食べました。簡単にできるごちそうです。
お祭りけんちん(富岡市)
各地区のお祭りには、食生活改善推進委員が試食サービスをする一品です。
おっ切り込み(松井田町)
生地はめん棒で押しながら伸ばすのがコツ。切った麺はくっつかないように注意しましょう。こんにゃくや芋がらが入った素朴なおっ切り込みです。
お茶屋さんのおはぎ(安中市)
小豆の代わりに、さつま芋であんを作りました。ふきんで包む時に、あらかじめ、ふきんの上でさつま芋あんを薄く平らにのばしておいた方が上手に包めるでしょう。 砂糖の量は、お好みで加減してください。
尾瀬おこわ(片品村)
舞たけを使った片品名物の料理の1つ、つやを出すために、みりんを必ず使いましょう。
卯の花饅頭(六合村)
中に入れる野菜などをいろいろ工夫すると(長ネギ・桜海老など)風味が変わって栄養価も高められるでしょう。
芋がらの油炒め(妙義町)
地域の特産の芋がら、ごぼう、こんにゃくを利用したとっても美味しいお惣菜です。 これに鶏肉を細かく切って入れると、美味しくって栄養価のある混ぜご飯の具にもなります。試してみてください。
猪豚なべ(上野村)
上野村では猪豚が飼育されています。鍋は、汁を多めにして、汁ごといただいてください。
あったま汁(下仁田町)
あつあつのものを食べると体が温まります。子供からお年寄りまで誰にでも喜ばれ、特に受験生の夜食にぴったりです。作り方のポイントは、はじめにみそ半量入れた汁で煮込むことです。
わかさぎの南蛮漬け(千代田町)
骨ごと食べられるわかさぎは、カルシウムが豊富です。野菜もサラダ感覚でたっぷりととれる料理です。
りんご入りおこわ(沼田市)
地場産のりんごを使っての、おこわで、色もきれいで、甘みをそそります。最後にパセリを散らすことで彩りもよくなります。りんごは、 もち米を少し蒸してから加えた方が柔らかくなり過ぎないでしょう。
大和芋とりんごの酢の物(尾島町)
尾島町は大和芋の生産地です。大和芋はとろろ汁だけでなく酢の物もさっぱりとサラダ感覚でいただけます。二杯酢は食べる直前にかけるとよいでしょう。
野菜うどん(おきりこみ)(吉岡町)
野菜は、あるものは何でも入れると一層美味しさが増します。
焼き餅(太田市)
小松菜の代わりに白菜、野沢菜などの漬け物を使ってもおいしくできます。漬物を使う場合は、塩出しをしてください。 塩出しをしても漬物それぞれの塩分含有量が違うため、味付けは適宜加減して下さい。
むかご御飯(中里村)
郷愁をさそうむかご。米もしまって炊かれ、ほっこりとした味が一層食欲を誘います。入れる野菜、貝は適宜工夫してください。
ミルクすいとん(赤城村)
地域で採れた野菜をふんだんに使い、簡単に出来て体が温まります。たくさん作る時には、汁がごてごてしないように、別鍋に湯を沸かし、 すいとんのみ作っておき具を煮て味付けした汁に後から加えるといいでしょう。
三好けんちん(藤岡市)
野菜をたくさん食べることができ、体が温まります。冬期に欠かせない一品です。
味噌けんちん(子持村)
何度も煮込むと美味しさが増します。
まきおはぎ(長野原町)
冷めてからいくさをつけたほうがきれいにつくでしょう。
舞茸とあずきのおこわ(黒保根村)
特産物の舞茸を赤飯とあわせ、おこわにしました。
まいたけのたきこみごはん(水上町)
まいたけとしいたけを使うことで、両方のきのこの旨味が味わえます
まいたけ御飯(榛東村)
舞茸は、あまり洗いすぎない方が香りが良いようです。炊き込む「きのこ」によって風味が微妙に異なります。
ヘルシーきのこ揚げ(大胡町)
しいたけは地域で多く生産され、昔から色々な料理に利用でき、幅広く親しまれています。しいたけには食物繊維が多く含まれ、生活習慣予防の効果もあります。 料理は油で揚げる料理(素揚げなので油の吸収は少ない)ので、子ども達にも好まれます。
ふるさと思い出煮(高山村)
幼少の頃、特に冬期に作ってもらった温かい煮物の美味しさが忘れられません。今では自分で楽しみながら作っています。昔は豆腐も自分の家で凍らせたものです。 美味しく作るコツとしては、ゆっくり煮詰めること。味がしみて良いでしょう。
ふうきやきもち(中之条町)
砂糖は好みで加減し、牛乳、スキムミルク、卵等入れると又おいしく出来ます。
花いんげんおこわ(草津町)
おこわに甘煮した煮豆を加えるのが特徴です。豆をふっくらと煮ることが重要。前日に煮ておいたほうが味がしみておいしいでしょう。 おこわは、あまり赤くしすぎず淡いピンクに仕上げましょう。
八目御飯(大間々町)
私が子供の頃、5月5日(節句)に母が作ってくれた御飯です。今風にちょっと肉を加えて作ります。これに酢をかければ、八目寿司になります。
白菜と千切りサラダ(明和町)
白菜「黄味85」は明和町在住の方が開発したもので、糖度が高く生食に向く品種です。
白菜とりんごのサラダ(伊香保町)
白菜は、漬け物だけでなく、サラダにしてもおいしく食べられます。旬の材料を使って、一味違った季節の味を楽しみましょう。
ぬっぺ汁(高崎市)
地元で生産される野菜をたっぷり使い体の中から温まると同時に郷土の良さを味わうことの出来る料理です。 また大量に作ると一層中身のうまみも増し、急な来客へのもてなしにも温もりある手料理で何よりと思います。
煮ぼうと((佐)東村)
地元で生産される野菜をたっぷり使い体の中から温まると同時に郷土の良さを味わうことの出来る料理です。 また大量に作ると一層中身のうまみも増し、急な来客へのもてなしにも温もりある手料理で何よりと思います。
にしきのおやき(玉村町)
玉村町の特産の小麦粉を使って、おやきは古くから食されてきています。むしパンミックス粉やベーキングパウダーを使うことで、 失敗のない、ふっくらとしたおやきができます。
なすのみぞれかけ(邑楽町)
高齢者でも簡単に作れるよう、めんつゆを使い、カルシウムいっぱいのしらすおろしをかけて、さっぱりとして食欲の出るなすのおしゃれな一品です。
なすの煮物(館林市)
なすの形をそのまま生かした煮物です。あたたかくても冷たくしてもおいしく食べられます。ちりめんじゃこが入るので、だしが出て、カルシウムも摂れます。
なかよしコロッケ(群馬町)
残り物が何でも入ります。野菜のシップリも隠してくれるマジックコロッケです。塩、こしょうをする時、ベーコンの塩味がある事をわすれないように注意しましょう。
とん汁(宮城村)
宮城村特産の豚肉を使用し、野菜もたっぷり取れるおかずがわりになる汁ものです。 バラ肉を加えることで味にコクがでます。
とり肉づめ高野豆腐(新町)
精進料理でよく使われる高野豆腐ですが、肉詰めにすることで、子供たちも喜んで食べてくれます。
豆腐めし(利根村)
数年前までは御祝い事や消防団の秋期点検などの時は必ず大原名物の豆腐めしでした。 昔は豆腐だけでしたが今は野菜を入れて彩りを良くしています。豆腐を多めに入れて良く炒めて下さい。
手作りまんじゅう(きのこあん・鉄火みそ)
(榛名町)

郷土料理の鉄火みそと、特産物のしいたけを、あんとして使用しました。軽い食事やおやつとして重宝です。
ちまき(新治村)
昔ながらの保存食です。ほのかな笹の香りが、食欲をそそります。
たちばなけんちん汁(北橘村)
巻繊汁(けんちんじる)(中国から伝わった料理)元来は、もやしを油で炒めて、ゆばで巻いたもの、 又は崩した豆腐と細切り野菜を油で炒めて、ゆばや薄焼き卵等で巻き、揚げたもののことを言ったそうです。(繊は小さく切るという意味)
大豆のゴツゴツ揚げ(赤堀町)
赤堀町の転作大豆を使って、大人から子供まで食べられ、おやつにもおかずにもなります。
不足しがちなカルシウム・鉄分・食物繊維もとれ、噛みごたえもあり、歯にも良いようです。
大豆五目飯(吾妻東村)
大豆をおいしく食べられる様に思い作りました。
大根の葉のから炒り(藪塚本町)
大根の葉を青く仕上げるには手早くやることがコツです。薮塚の特産品なので昔からこの様に料理して食べていたそうです。

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